「ぼうぼう」

 やわらかな日差しの降り注ぐ喫茶店の一隅で二人の男性が向かい合って座っていた。
 一方の男は頬杖をつき輝くような金髪の下のエメラルド色の瞳で相手をじっと見つめている。
 視線を受け止めている方の男は新緑色の髪とやや薄い翠色の瞳がとても印象的だった。
 なにか会話を交わしているわけではない。ただコーヒーと紅茶とで午後のひと時を過ごしているだけのようだ。
 だが、新緑色の髪の男は相手に見つめられているうちにそわそわし始める。
 まるで熱烈な告白を受けているかのように、顔面に朱を昇らせ視線をせわしなく左右に動かしていた。
 金髪の男がにっこり笑った。
「言葉でちゃんと言ったほうがいいかな?サンビームさん」
「ア、アポロ。それはやめて欲しいんだが」
 そういうわけで恋人たちの語らいは当人たちだけの秘密である。




というわけでアポサンです。短くてごめんね、アポロ(笑)。


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