「みるみる」

 ウマゴンと一緒に遊んでいるガッシュを、傍で見守っていたサンビームが呼んだ。
「ウヌ、どうしたのだ。サンビーム殿」
「ああ、やっぱり」
 駆け寄ってきたガッシュを上から下まで見たサンビームは微笑んだ。
「ガッシュ、少し背が伸びたようだね」
「そうなのか?」
「私と並んで立つとわかるよ。この間より少し追いつかれている」
 言われてガッシュはまじまじとサンビームを見つめた。
「サンビーム殿はもう背が伸びないのかの」
「大人になるとね、あまり伸びなくなるんだよ」
 サンビームの返事にガッシュの瞳がますます大きくなる。
「ならば、いつか私はサンビーム殿を追い越せるのだな?」
「そうだな、君は大きくなりそうだ」
 その言葉に「やさしい王様」を目指す魔物の子が大きく息を吐いた。
「良かったのだ〜」
「ん? そんなに私より大きくなりたいのかい?」
 たずねたサンビームにガッシュは強くうなずく。
「私のほうが大きくなければ結婚式で困るであろう?」
「結婚式?」
「結婚式の時にはお父さんがお母さんをお姫様抱っこするものだとスズメが言っておったぞ」
 はい? サンビームの口元がだらしなく開く。
「ガッシュ、いったい何の話を・・・」
「この間、ちゃんと結婚の約束をしたではないか。私がお父さんでサンビーム殿がお母さんになるのだ」
 あの話は続行中だったのですか。
 どう説明したら、この純真な魔物の子の誤解を解くことができるのか。再び頭を抱えるサンビームであった。



 BBS占いのガッサン・・・。微妙に布教キャンペーンの話とリンク(笑)。いっそシリーズだと言い張ってみようかと。


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